管理か指導か

皆既月食だと聞いて。

 

いろいろと書いておきたいことがありますが、仕事もたてこんできたので、今日はふつうの日記。

 

妻が宿泊学習から帰ってきて、子どもたちもにこにこ。

けんかしたりわがまましたりの二人にもどりました。(笑)

 

保育園からもう帰るってときに、実悠がはさみで指を切りました。

(重傷ではありません)

実悠のはさみを、うっかり他の子が使っていて、「それぼくのだから返してね。」って手を出したらチョキンってなってしまったとのこと。

実悠は「やっぱり、怪我ってこわいね〜。」と力説していました。

保育士さんに巻いてもらった絆創膏から随分と血がにじんでいたので、結構深かったのかもしれません。

実悠からは、「○○ちゃんが、大丈夫?大丈夫?ってなんども聞いてきたんだよ。」という話を聞きました。

多分、相手の子の方がびっくりしちゃったことでしょう。

 

保育士さんは、絆創膏を貼ってくれましたし、ちゃんと実悠にも話をしてくれました。

そして迎えにきたところ、状況もちゃんと話してくれました。

ありがたいことです。

 

一応、実悠にはさみはどこに置いてあるのかを聞いてみました。

一人ひとり、のりとはさみを入れる仕切りがあって、みんなのものが一箇所に集めておいてあるそうです。

自分たちで使うときに準備したり、片付けたりすることができて、安全面も配慮されていて、実に理にかなっているなと思います。

 

 

はさみも刃物ですからね、ちょっとしたことで傷ついたり傷つけてしまったりする危険があります。

保育園では小さいころから、工作遊びではさみの使い方を教えてくれます。

「安全に気をつけながら使う道具」という意識が身につくように、適当に(いい加減という意味ではないです)管理されています。

 

その流れがあって、小学校での子どもたちの姿につながってくるのだなと、よく感じます。

 

 

安全教育に関する議論は、管理と指導の「合理性」がものすごく大事だと思います。

「万が一」「何かあってからでは遅い」「責任の問題が」

こういう言葉を使うのは簡単ですけれど、合理性がなければ極論がまかり通ることになります。

はさみは、殺傷能力もある。思わぬことで、大きな怪我をしたり負わせたりしてしまう。だから子どもには持たせられない。

これに合理性があるかどうかだと思います。

たとえば、はさみを紙などの物を切る道具として使うだけでなく、意味もなくふりまわしたり、他の子のいうことをきかす脅し道具に使ったりする子がいれば、それは状況として危険を伴いますから、持たせることはできないでしょう。

子どもの道具箱にしまってあるのであれば、その子のはさみを取り上げるだけでは危険は回避できませんから、他の子のはさみも一括して管理する必要が出てきてしまうでしょう。

でもそれは、子どもたちみんな納得する合理性があると思います。そういう状況にあって、自分の身を危険にする(はさみがいつでも手にとれる場所にある)ことは歓迎できないでしょうから。

 

しかしながら、そういった危険がないにも関わらずはさみを取り上げるのだとしたら、そこに合理性はないのではないでしょうか。

先日の記事と同様、過剰なコントロールに他ありません。

銃刀法違反とか聞きかじりレベルで引き合いに出してくることもありますが、持ち歩いてよい刃物(刃渡り)とか所持目的などがちゃんと書かれていますよね。じゃなければ、包丁をお店で買ってから家に持って帰れません。

 

不審者がいるかもしれないから家から出ないとか、交通事故にあうかもしれないから道は歩かないとか、合理性のない安全管理ってそういうことです。

近所で不審者情報が出ていたら、外出を控えますよね。これが合理性です。

事故多発場所の横断歩道と歩道橋があったら、子どもは歩道橋を通らせます。あるいは他のルートを検討します。横断歩道に大人が立って見守ります。これが合理性です。

 

保育園でのはさみの使用については、さすがに使用者である子どもと保育士さん保護者の三者で話し合うのは難しいと思います。

指導によって「安全に気をつけながら使う道具」という意識が身につくようにするための使用環境・管理体制を保育園で検討し、保護者もそれを知り、考え、意見したり子どもに言い聞かせたりする必要があるでしょう。

また、そのときの状況に応じて管理体制を「合理的」に変更し続けることになるでしょう。

 

つくづく、我が子を通わせている保育園は、信頼できる保育園だなと思うのでありました。

 

学校のICTでも「使わせない道具」という、超過剰管理体制が・・・。

0

    コメント
    コメントする








       
    この記事のトラックバックURL
    トラックバック

    小学生発!Pray for Japan

    search this site.

    profile

    selected entries

    categories

    archives

    recent comment

    recent trackback

    Twitter

    ブクログ

    links

    recommend

    others

    mobile

    qrcode