ゲームアプリとしては発展途上段階か 〜ポケモンGO〜

子どもたちの夏休みにあわせて配信開始されたポケモンGO。

海外で先にリリースされて、人気爆発したものだから、話題性の獲得はバッチリでしたね。

首相官邸での内閣官房長官記者会見では7月21日の午前、配信前にもポケモンGOに言及する場面がありました。

(開始5分後くらい。もちろん、記者から質問が出たからですけれど。)

 

海外での事故や事件がニュースで取り上げられたことから、注意喚起する動きも大きかったですし、

リリース後には、使用感のレビュー記事が多数アップされました。

ですから今さら私がこのブログで記事にすることもないかと思うのですが、

一応、視点をかえ(たつもりで)、雑感を述べます。

 

先にことわりを入れておくと、この記事は

ポケモンGOを否定するものでも、賞賛するものでもありません。

 

 

話題性の獲得には成功。それゆえの宿命が待ち受けている。

 話題性の獲得成功のゆえ、「危険を回避」にも一役買ったと言えます。

 リリース前から、他国の事件事故が報道されて注意喚起されていた分、日本全国で「転ばぬ先の杖」を出すことができました。

 反面、町中の人が「ポケモンGo」を知っているから、流行が一段落すると町中の人から「ああ、まだやってるのね」という冷ややかな目が浴びせられるようになり、一般ユーザーは人目がはばかられるので影をひそめるようになるでしょう。

 



事故の危険性は上がるか

 

 ポケモンGo特有のものは非常に少ないと考えます。

ょう。こういう表現はしてはいけないと思いますが、「歩きスマホ慣れ」していない、話題性にのっかって「ポケモンGoをやってみよう」とする人によって危険性が一時的に増すでしょう。

 (危険性がないのではありません。歩きスマホやめてくださいね。ポケモンGOによって増すわけではないということ。)

 スマホをずっと見ながら歩く必要はないですし、ヘビーユーザーは、あの専用グッズを使うことでしょう。

 

 ただ、ちょっと余談ですが、他の方のブログに「使い方が分かれば、スマホをずっと見ている必要はない。着信が来ないかとずっと画面を眺めているようなものだ」というような表現を読みましたが、これは正論でしかなく、実際はそういうものではないと私は考えています。

 どういうことかというと、子どもって、ゲームをしている友達の画面を見ているだけでも楽しいというタイプが結構いるんです。あるいは、好きな人に送ったメッセージの返信を待つときは、画面を見ないで音とか振動を待つってことをせずに、ずっと画面を見続けるものなんです。使い方がそれを必要としていなくても、人は無駄なことをするものです。

 

 

事件の危険性が上がるか

 ポケスポットで使えるルアーモジュールによって、多少の事件性が増すでしょう。

 ルアーにおびき寄せられるのはモンスターだけでなくゲームユーザーだからです。

 悪意ある、あるいは勢力争いなどで攻撃的なユーザーがルアーモジュールを使う可能性があるでしょう。ただし、特定数の人間だけをおびきだせるわけではないので、人が集まってしまう分、事件はおこしにくくなるとも言えます。

 ギャングのような集団が、他の勢力の人間に暴力をしようと考えてあらかじめ集まって使用するなどあるかもしれませんよ。

 

 つまり、気をつけられる判断材料は

・日頃の公園などの利用の仕方と同様、遅い時間帯や人気の少ない場所にむやみに近づかない。

・旅先など慣れない土地では、ルアーモジュールが使用されたポケスポットに気をつける。

ということです。ポケモンGOに特有の危機回避判断力ではありません。ただ、ゲームに熱中してその「当たり前」の危機回避判断力を鈍らせないことが大事なのです。

 

 

 今後追加される機能に「ポケモンの交換」が見通されています。

 これはちょっと危険な感じがしますね。

 

 

ゲームとしては発展途上段階か

 ゲームとしてできることが少なすぎます。

 「歩く」「ポケストップでアイテムをとる」「ポケモンを捕獲する」(「地味に育てる」)

 大半のユーザーはこの3つだけをやることになるでしょう。

 ジムでの勢力争いはヘビーユーザーに限られるでしょう。

 

 現時点でほぼほぼこれは個人ゲーであり、例えばアプリ内に友達とつながる機能が提供されるなどしないと、他の作業ゲーよりも早く飽きられてしまうと思います。地味に育てることも、ジムでの勢力争いに参加しなければ、明確な目的がありません。

 課金メインのオンラインゲームは、短いサイクルでイベントを行い、また課金をさそうキャラやアイテムを提供します。それをしないとなると、よほどうまくいくビジネスモデルがないと破綻してしまうことでしょう。

 廃課金ユーザーに支えてもらうことよりも、様々なリアル店舗などとの提携によって収入を得られるようにしていくのかもしれません。

 

 どのゲームアプリにも言えるかもしれませんが、長く愛されるものにしていくのは、ゲームユーザーにもかかっています。

 そもそもこのアプリは任天堂のゲームではありません。日本人ユーザーが楽しみたいゲーム感覚を伝えていくことも大事でしょう。

 

 さて、このゲームが発展していくとすると、どんなことが考えられるでしょうか。

 私はゲームにあまり詳しくないので、つきなみにしか想像できませんが、

 

・ジムの概念、チームを拡張し、パーティーやアライアンスを組めるようにする。

 →こうなれば、イベントを作りやすいです。リアルな店舗あるいはアミューズメントパークなどとコラボして、特殊なボスモンスターを配置するイベントをする。そこにみんなで集まってやっつけ合戦をするみたいな。

 

・モンスター育成の概念を拡張し、ペット感覚の楽しみ方ができるようにする。

 →ポケモンの最大の魅力は、そのキャラクターの親しみやすさでしょう。ピカチュウもそうですよね。

 

  今のところポケモンのゲームは、他のRPGと同じように強く育てて敵と戦わせるものです。でもかわいさで十分売っていけるんですから、ペットアプリのような路線も出せることでしょう。雨の日の自宅での楽しみ方にもつながります。もちろん、着せ替えコンテストとか、イベントもいくらでもやっていけそうです。あと数年したらSiriのような音声システムともアプリ間で連携ができるようなるかもしれません。ピカチュウが話し相手になる日がくるかもしれませんよ。

 

 要するに、「自分のゲットしたポケモンに愛着を増していける仕組み」「みんなでわいわいできる仕組み」を満たしていくってことですよね。

 

 いやあ、私はもうすこし頑張ってみようと思いますが、2週間もすれば周囲の光景は元どおりになるのではないでしょうか。

 リリース次の日、子どもと公園に行きましたが、親のスマホを借りて一生懸命画面を見ながらウロウロする子ども(傍に親がいる)、そして「ここにはいないね。」とか会話しながらウロウロする夫婦(カップル)が多くいました。一人でウロウロしている人は少なかったです。

 2週間後には、子どもが普通に遊んでいる傍でスマホをもってウロウロするお父さんが増えるんじゃないでしょうか。(子どもから目をはなさないでね)

 

 

 現在、公式サイトほか、ポケモンGO関連サイトがつながりにくい状況があるようです。それだけもうれつな話題性があるということです。13歳未満の子がアカウント取得できず、プレイできないようです。PTCアカウントを取得するサーバーが混雑状況にあるということ。普通のオンラインゲームならば「詫びはよ」ってことになるでしょうけれど、このポケモンGOに関しては、ベストな判断だと思います。

 すなわち、話題にのっかってプレイしている人がものすごい割合いるわけです。今の規模に合わせて設備投資したら大損害です。徐々に人気が出て、ユーザー拡大に合わせてサーバー増強といった他のゲームとはわけがちがうのでしょう。

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