学校広報とPTA広報

「PTA広報は学校広報とは違う」
というTwitter発言をうけ、少し考えてみます。

広報すなわちPublic Relations(略称:PR)は、Wikipediaによれば、
個人ないし国家や企業その他の組織体で、持続的または、長期的な基礎に立って、自身に対して公的な信頼と理解を獲得しようとする活動のこと。
とあります。

学校広報は、学校とステークホルダとの信頼関係構築のために、学校の教育活動を中心とした経営方針、目的、意義および日常の活動の様子、成果などを情報発信していくものです。

相手はステークホルダ、すなわち利害関係者。外部的には保護者であり、地域の方であり、内部的には教育委員会であり教職員であり。さらに教育研究者や転校予定の保護者など潜在的な利害関係者が対象となります。


それに対してPTA広報は、PTA活動の広報であるから、学校教育を円滑に進めるための連携・後援活動、あるいは子どもたちの利益となる活動が、確かに価値を実現していることを伝えたり、ひいては直接的にPTA活動への理解と協力、参加を得られることを目的としたりしているのではないかと考えられます。

ここで敢えて批判するならば、
学校広報がしっかりしてないからなのか、PTA広報は学校広報の請負のようになって、やもすれば新聞係になりさがってしまうのではないかと懸念されます。
例えば、PTA委員になりたくないと思っている人に
「PTA活動は、やってみると学校の中がよく見えて、自分にも還元されることがたくさんある」なんてことを、委員選出の段階で言葉だけで言ってもなんの説得力もありません。

PTA広報で
「自分たちと同じ立場の親が」
「こんなにもよい思いや視点をもって」
「こんなにも生き生きと目的を実現させている」
という姿を見せることができたら、
PTA広報の目的を果たしたと言えるのではないでしょうか?

したがって、PTA広報は必ず、保護者の立場から見た学校や子どもの様子,そしてそれに対する説明や感想・願いなどが語られなければならない、と私は考えるわけです。
「PTAのTはTeacherなんだから」という、よくわからないことを言う人もいますが(保護者に、ではなく教員の中に)、だからの次が何にもないんですよ。主体はあくまでも保護者なんです。

学校側としてみれば、いつも支えていただいているPTA組織なので、「もっと理解者を増やしてほしい」なんて甘えたこと言う気など毛頭ありませんが、PTAの方にとって、「保護者の協力がなかなか得られない」「不平等感がある」といった問題と感じている部分の解決の手がかりの一つは、PTA広報にあると考えられますかね。

いかがでしょう。
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